2017-05-10 第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
ブラジルにおける統合自然災害リスク管理国家戦略強化プロジェクトは、観測、予警報、リスク評価、都市計画など総合的な能力構築に向けた協力ですが、都市省との意見交換の中で、技術の確かさに加え、それを押し付けるのではなく、相手国の行政システムや慣習を尊重する日本の姿勢が高く評価されていることが印象に残りました。
ブラジルにおける統合自然災害リスク管理国家戦略強化プロジェクトは、観測、予警報、リスク評価、都市計画など総合的な能力構築に向けた協力ですが、都市省との意見交換の中で、技術の確かさに加え、それを押し付けるのではなく、相手国の行政システムや慣習を尊重する日本の姿勢が高く評価されていることが印象に残りました。
これに加えまして、二〇一六年秋の万国郵便大会議におきまして、我が国が新たな災害対策協力を行うため、開発協力分野における郵便業務の災害リスク管理の方策の促進のための勧告案を提出いたしました。そして、採択をされたところであります。
天候が不安定ですので、同様の被害は今後どの地域でも起こり得ることであり、再生産可能な農業を推進するために、TPP関連対策に加えまして、自然災害リスク管理の強化、被災した場合のセーフティーネットの充実などが重要だと考えております。 そこで、今般の台風災害等を踏まえた対策について具体的にお尋ねをしたい、このように思います。 今月初旬から、災害復旧事業の本格的な査定作業が開始をされています。
自然災害リスク管理強化策、もう一点、本当に大切なことだというふうに思いますが、ことしの湿害といった条件の中でも良質の農作物が生産できるように、品種改良を推進していただきたい、このように思います。品種改良を推進することは、農業の所得拡大のためには重要な取り組みであるというふうに考えています。
なお、個別の論点としては、災害復興と災害リスク管理の統合は災害避難民の仮定住についても適用されるべきである、こうした災害避難民に対する言及も入っております。
特に、東日本大震災の直後より、世界銀行は、防災に関する日本との共同研究を進め、東日本大震災からの教訓をまとめ、災害リスク管理の分野で協力関係を強化し、一昨年秋、日本で開催されました世界銀行・IMF総会においては、災害に強い社会の構築に向けた提言を仙台レポートとして発表しております。
IDA17の中で脆弱国、そして気候変動、また災害リスク管理、人間開発、そして国民皆保険というものに焦点を当てていきます。IDAは貧困を撲滅する最も効果的な国際プログラムと言われています。IDAはまた強い触媒機能を持っています。IDA16では、日本が拠出してくれた一円が他国の拠出や返済、世銀、IFCの利益配分を合わせて、十五倍の資金力を持つことになりました。